こんにちは、にここです!
今日は、
「自分を大切にするきっかけの作り方」
という話をお伝えしていきます。
突然なのですが、
私は、いま病院のベッドの上で
この文章を書いています。
少し前までは、「自分は健康だから」と、
入院とは無縁だと思い込んでいました。
というのも、
健康には割と気を使っていからです。
食事はほぼ自炊、
味噌汁の味噌も母の手作り。
野菜も意識して
取り入れるようにしていました。
お酒も飲めないし、タバコも吸いません。
運動だって、たくさんではないけど
掃除機をかけたり、
家の周りを歩いたりしていました。
仕事で徹夜することはあっても、
毎日というわけではありませんでした。
それでも・・・
気づけば病気で入院していました。
入院が決まり、
お医者さんから病名を聞いた時に、
ふと、数十年前の母の姿を思い出しました。
「そう言えば、母も同じ病気だった・・・。」
と。
母も、
お酒はたしなむ程度しか飲みませんし、
タバコも吸いません。
新しい健康グッズを見つけては
試すようなタイプなので、
健康には気をつけていた人でした。
そして、お医者さんから「遺伝的な要因が大きい。」
と説明を受けて、力が抜けました。
「これだけちゃんと、
気をつけてきたのに・・意味ないじゃん。」
力が抜けそうになりながら、
うっすらそう思いました。
でも、それと同時に、
どんなに気をつけていても、
どうにもならないこともある。
ということにも気付かされました。
私たちは小さい頃から、
「手を抜かずにやることが正しい」
「最後まで全力を尽くすのが美徳」
という価値観が刷り込まれて
育ってきたなと感じています。
学生の頃を思い出してみてください。
テストでは科目ごとに順位がつけられます。
「正しい答えを出せた人」が
評価される仕組みの中で生活していました。
そんな環境の中で、
「正しくやる=良いこと」
と、思い込むようになっていたのかも
しれません。
そして、それは社会に出ても同じ。
社会に出ると、
頑張り続けることが「当たり前」のように
求められます。
ちょっと休んだだけでも、
「やる気がない」と思われてしまう
こともあるかと思います。
だけど、
実際にはどれだけ一生懸命に働いても、
年功序列が優先されて評価されにくい。
頑張りすぎて心や体を壊してしまう人も
少なくないんじゃないでしょうか。
「頑張れば報われる」
そう信じたいけど、
現実はいつもそうとは限らない。
今回の入院で、
私はそのことを改めて感じました。
いつ何が起きるかなんて、誰にもわかりません。
どれだけ努力していても、
病気になるときはなる。
入院することになると、
精神的な負担も大きいですし、
入院費用もかかります。
何より、
大切な家族と会う時間も
制限されてしまうのです。
だからこそ、
もし、あなたの中に
「ちょっとやってみたいんだよな」
と、気になることがある。
「ゆっくりしたらやろうと思っていること」が
ある。
それなら、ぜひ後回しにしないで欲しいんです。
一歩を踏み出すことに
理由なんてなくていいんです。
ただの「気になる」で
十分です。
ちなみに、私は元気です。
今は静かに休む時間をもらったんだな、
と前向きに思っています。
家事をお休みしている分、
noteやメルマガを書くという
好きなことに時間を使います。
だから、あなたもぜひ、
「やってみたい」
「気になる」
というその気持ち、
大切にしてあげてくださいね。
今日も、ありがとうございます。
ではまた!