こんにちは、にここです。
今日は、
「目指すは完璧じゃない、まず出すこと。」
そんなお話をしていきます。
「挑戦したいから調べてみる。
だけど、”これやってみたいけど、
パソコン作業はなぁ・・”
とか、
”センス問われそうだな〜私センスないからなぁ・・”」
そういう思いから、立ち止まってしまう
人もいるんじゃないでしょうか?
成長したいという気持ちがあっても、
「前に進みたい!」と言う気持ちがあっても、
「失敗したら立ち直れないかも・・」
と怖くなってしまう。
以前は、私もそう思って立ち止まっていました。
何度も、「どうしよう」と思っては、
うんうんと悩み、1日を無駄にする。
そんな日々を送っていました。
そんなとき、ある出来事がきっかけで、
私はハッとしました。
それは、娘に自転車を買った時の話です。
ずっと、お兄ちゃんのおさがりに乗っていたので、
娘にも新しい自転車を買いに行くことにしました。
子供用の自転車をみていく中で、
ひときわ輝く、ピンク色の可愛らしい自転車。
カゴの他にポーチがついている自転車です。
「これにする!!」
即決でした。
他のと比べて少々お高めの自転車でしたが、
一目惚れしていたようなので
その自転車を買うことに。
よほど自分の自転車が嬉しかったのか
自宅に帰りすぐに乗る娘。
最初は、補助輪をつけて
さっそうと走っていました。
しかし、同時にお兄ちゃんが補助輪無しで、
スイスイと走っていく姿を見て、
メラメラと負けたくない精神が燃え上がりました。
「私の補助輪も取って!」
補助輪なしで走る兄を見て、負けたくなかったのか、
補助輪を取りたいと言い出しました。
補助輪を外して、
すぐに乗れるわけもなく、
1メートル進むことも危うい様子。
見ているこっちがハラハラしてしまいます。
「お母さん後ろを握っててくれる?」
と言うので、後ろを掴んで、
一緒に走ることにしました。
ある程度したら、
「もう掴まなくていいよ」というので、
娘1人で走ってみることに。
フラフラしてすぐにパッと足をつく。
ハンドル操作を間違って、
ハンドルが違う方向に向いて倒れてしまう。
ペダルを漕ぐ時に、転んで
足をすりむいてしまう。
何度も怪我をしながら、
それでも諦めず、ちょっとずつ
ペダルを漕いでいる時間が
増えていきました。
そうやって数日練習すると、
10メートルほどですが、
フラフラせずに乗れるようになりました。
ハンドルをにぎりしめ、
真剣な顔つきで、何度も何度も
チャレンジする娘。
その姿に、私はハッとしたんです。
転びそうになりながらも、
諦めずチャレンジする。
その姿に、私は心の中で、
そっとつぶやいていました。
「できるようになる」って、
いきなり完璧にできるように
なるんじゃなくて、
こんなふうに、止まりながらでも、
それでも進みながら、
少しずつ積み上げていくものなんだな…と。
私たち大人は、ついつい
「ちゃんとやらなきゃ」
「失敗したら恥ずかしいから、
失敗したくない」
そう思ってしまいます。
でも実は、完璧にやることじゃなくて、
まずは「出す」ということだと思うんです。
自分で点数をつけた時、60点という
評価になってもいいんです。
完璧を目指すんじゃなくて、
まず「出してみる」こと。
失敗しても、恥ずかしいのは一瞬です。
何もしなくても、一瞬は過ぎ去ってしまいます。
それなら、出してみて失敗したほうがいい。
それも経験になりますから。
娘も、フラフラしながらも進んでいきました。
自信があるから挑戦するんじゃなくて、
挑戦したその先に、
自信が生まれてくるんです。
できない自分を、
「なんでできないんだ・・」
と責めるのではなく、
「できないかもしれないけど、
やってみたじゃん!それってすごい!!」
と、認めてあげてください。
娘のように、何度足をついても、
フラフラしても、その積み重ねが、
自信につながっていくはずです。
自信は、挑戦のあとからやってきます。
だから、60点でも出してみる。
そう思えたら、少しだけ
景色が変わるかもしれません。
今日はここまでです!
ではまた!