こんにちは、にここです。
「「時間がない」は、
やらない自分を正当化しているだけかも」
と思ったのでそんなお話をさせてください。
先月、学校からの歯の検査のプリントを
もらってきました。
「〇月〇日までに提出してください」
と書かれています。
内容は簡単なもので、
子供の名前と
保護者の署名をするだけ。
「すぐかけるし、書いておくか」
そのとき私はそう思いました。
しかし、ちょうどそのとき娘が
「お母さん、一緒に絵を書こう」
と駆け寄ってきました。
「プリント、あとで書くか」と
テーブルの脇に置いたのです。
郵便受けに入っていたチラシと共に。
翌日も、その翌日も、
書くことはなく・・。
気づけば1週間が経ち、
プリントの存在すらすっかり忘れてしまっていました。
唯一良かったのは、
捨てていなかったということだけ。
ある日の夕方。
学校からの電話。
「え・・?何かしたっけ?」
動揺する気持ちを抑えつつ、スマホを耳元に。
すると、担任の先生からで
「歯の検査のプリントの提出期限が過ぎているので、
なるべく早く提出してください。」
との連絡でした。
「やばいやばい!忘れてたーーーー!」
私は一気に青ざめました。
慌てて、最後に見たはずのテーブルを探し、
「いや、大事なプリントだから冷蔵庫の横か?」
と冷蔵庫の横のマグネットでプリントが
貼ってある場所を探し、
「いや、書類を入れている棚か?」と
棚を探して、やっとの思いで見つけ出しました。
急いで書き、「ごめん、明日先生に渡してくれる?」と
伝えて、子供に託しました。
あのとき、すぐに書いておけばよかった。
「後回しにしてしまう」というワナ
ほんの1分ほどで終わることを、
「やらなきゃいけない」
と頭では分かっているのに、
「今じゃなくてもいいよね」
と思って後回しにする。
面倒くさいから。
いま他のことをやっているから。
あとでいいと思ったから。
これ全て、私が思ってしまうことなのですが(笑)。
でもこういう考え方って、
問題を先延ばししているだけで、
何も解決していないんですよね。
人間はラクをしたい生き物なんです。
だから面倒なことほど後回ししたくなります。
でも、それを繰り返していたら、
いつまでたっても
「時間がない人」
から抜け出せません。
私はこの経験から、
「すぐにできることは、すぐやるようにする」
と決めました。
プリントを受け取ったら、
すぐに書くようにする。
すぐに書くことで、
もうこの問題は解決しています。
すぐに提出できるので
誰にも迷惑をかけないし、
自分の心にも余裕が生まれます。
「あとで」は、
「やらない」に変わる可能性が
かなり高いと思いました。
そして「やらない」まま、忘れてしまうんです。
気づいたときには、信頼を失っていたり、
チャンスを逃していたりします。
いま、もしやりたいことがあるんだけど、
「面倒くさいな。明日からやろう」と思って、
後回しにするかもしれません。
今の積み重ねが5年後、10年後の自分を作る
でも、今日の積み重ねが1年後の自分、
3年後の自分、5年後の自分を作っていくんです。
5年も経つと、子どもは見違えるほど
大きくなっています。
当たり前ですが、
自分も、夫も、家族も年を取っています。
生活のスタイルも、
価値観も、周囲の環境も、
確実に変わっているはずです。
そのとき、
「あのとき、もっとちゃんと動いておけばよかった。」
と後悔するかもしれません。
未来を変えたいなら、
やっぱり「今やる」しかありません。
「時間がない」の正体は、
“優先順位をつけられない”こと。
やらない理由を「忙しさ」のせいにせず、
「今、本当に優先したいことは何だろう?」
と自分に問いかけるだけでも、
未来は変わっていくはずです。
忙しい現代人だからこそ、
「やらない理由」ではなく
「やる時間」を見つける目線が大切。
未来の自分に「ありがとう」
と言ってもらえるように。
「あとでやる」は封印して、
まずは1つ、
すぐできることからやってみませんか?
今日はここまでです!
ではまた!